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就業のすすめ

漁業に就業する

  • ・県では雇用就業希望者の円滑な就業・定着に向けた支援を行う「福岡県農林漁業就業マッチングセンター」を県庁内に設置しています。
  • ・「福岡県農林漁業就業マッチングセンター」では、「ふくおかで農林漁業!就職応援サイト」に登録して頂いた求人者・求職者の情報をもとにハローワークと同様に職業斡旋を行います。
  • ・なお、斡旋に際しては、 円滑な就業定着に結びつけるため、斡旋前に県が求職者の相談を受け、農林漁業に対する相談対応や心構えの確認を行います。
  • ・漁業に従事する場合には、労働環境や船酔いなどの問題があるため、水産振興課内に設置している「福岡県農林漁業就業マッチングセンター(漁業部門)」が、求職者に対し、雇用契約を結ぶ前に短期間、実際に海に出て操業を経験してもらうことをお勧めしています。
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福岡の漁業の魅力

福岡の水産物の代表例
~福岡県には、四季折々に旬な水産物がたくさんあります~

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    福岡有明のり

    県南部の有明海で生産される「福岡有明のり」は、香り豊かで口溶けもよく舌の上に旨味が広がるのが特徴。
    ノリ本来のおいしさに驚いたとの声も多く、贈答用に用いられる最高級品です。

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    豊前海一粒かき

    福岡県東部の豊前海で生産される「豊前海一粒かき」は、殻付きの活きたままで、生産者から直接全国へ宅配便でお届けされるので鮮度抜群。
    波の穏やかな漁場で餌をたっぷり食べて育つため、身入りが抜群に良く大粒で濃厚な味わいが特徴です。

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    鐘崎天然とらふく

    「鐘崎天然とらふく」は、宗像市の鐘崎漁協ふぐ延縄船団が漁獲した天然のトラフグで、全国トップの漁獲量を誇っています。
    筑前海の荒波で身が引き締まり、歯ごたえと旨味と甘みが抜群の高級品です。

漁業の形態

福岡県では、3つの特色ある海と筑後川などの河川を有し、それぞれの海や川で多種多様な漁業が営まれています。

主な漁船漁業

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    まき網

    まき網

    魚の群れを取り囲むように網を入れ、網の下側を締めて漁獲する漁法で、筑前海で操業されています。
    主にアジやサバなどを漁獲する「あじ・さばまき網」は夜間に集魚灯を用いて魚群を集めて漁獲する漁法で、数隻で船団を組んで、春~冬に筑前海の沖合で操業されています。

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    ごち網

    ごち網

    瀬の周辺などに集まった魚を、袋状の網でとる漁法です。
    筑前海では春から冬に、タイやキスなどを狙って1隻の漁船で操業する「1そうごち網」や、タイやウマヅラハギなどを狙って、1そうごち網よりも大きな網を使って2隻で操業する「2そうごち網」が操業されています。

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    はえ縄

    はえ縄

    幹縄に多数の枝針を付けて海中に投入して、掛かった魚をとる漁法で、主に筑前海の沖合で操業されています。冬から春にトラフグを狙う「ふぐはえ縄」や、夏から秋にアマダイを狙う「あまだいはえ縄」のほか、マダイ、キダイ(地方名:れんこだい)などを狙うものなどがあります。

主な養殖業

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    ノリ養殖

    ノリ養殖

    有明海を中心に、筑前海や豊前海でノリの養殖が行われており、有明海は日本有数の養殖ノリの産地です。有明海では、支柱にノリ網を張る「支柱式」の養殖が行われています。
    秋になり水温が下がってくると、ノリ網にノリのタネが育ったカキ殻をつり下げ、ノリ網にタネを付ける「種付け」を行います。1ヶ月ほど育成したノリ網の大部分は冷凍保存し、残りの網をそのまま秋期の養殖に使用します(秋芽生産)。12月後半になると冷凍保存した網と張り替えて、春までの生産に使用します(冷凍網生産)。
    ノリ網からノリが伸びてくると、海上で摘み取り作業を行い、漁業者が乾ノリ(板ノリ)に加工して出荷されます。

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    かき養殖

    かき養殖

    かき養殖では、4~5月にかけて、カキの稚貝が付いたホタテの貝殻を、海上に設置した養殖イカダに吊し、その後、約半年間育てます。海中のプランクトンを食べて成長したカキは、秋が深まる11月頃から出荷が始まり、翌年の3~4月まで出荷されます。
    豊前海では、昭和50年代の後半に養殖が始まり、「豊前海一粒かき」としてブランド化に取り組んできました。筑前海では平成以降に養殖が盛んになり、現在、糸島地域や福岡市の唐泊などの「かき小屋」で提供する焼きカキは、冬の観光の目玉となり毎年大勢の観光客で賑わっています。